株式会社エレクトリック・シープは、ひとりひとりの側に寄り添い、人の価値を高めるAIの開発を目指します。
人に寄り添うAIが、社内の独自文化に溶け込む手助けをし、専門的な内部知識のサポートをし、従業員の発揮する価値を高めます。
私たちは、AIでコミュニケーションを活性化させ、創造性(Creativity)を高めることを目的にプロダクトを開発します。
ChatGPTなどに代表される生成AIが従業員の生産性(Productivity)を大きく高めることはすでに実証されています。しかし、個人が独自に発揮できる創造性には限界があります。創造性とは、人と人が議論したり、雑談したり、遊んだりするような、コミュニケーションの中から生まれてくるものでもあります。私たちは、従業員のコミュニケーションを活性化させることで、会社全体の創造性を高めることを目的にします。
今回の起業において、AIにしか出せない価値で人の価値を高め、人とAIの相乗効果を高めることによる社会貢献を目指しております。
コロナ禍でリモートワークが普及し、我々のヒアリングにおいても、コミュニケーションの欠如に問題意識を持たない会社は存在しないほどです。一方で、漠然としたコミュニケーションの改善は長期的な課題であり、重要ではあるが緊急の問題ではないと認識している会社が多いことも伺えました。
そこで私たちは、ヒアリングにおいてコミュニケーションの課題の中で特に「緊急かつ重要な課題」と認識されている分野を探したところ、「言語間コミュニケーション・ギャップ」の部分で大きな課題意識を持つ会社が多いことに気づきました。具体的に言うと、多国籍な日本企業において日本語話者と英語話者の間で起きるコミュニケーション・ギャップは、多くの会社で大きな問題になっているのです。
これは、私たちが過去在籍していた会社でも経験していたことです。特に私は、前職において日米のWeb技術チームの採用から結果まで責任を負っていたこともあり、言語間のコミュニケーション・ギャップの改善はずっと取り掛かってきた課題でもありました。
よって、私たちはまず「言語間コミュニケーション・ギャップの改善」を目指し、そこを足がかりに「コミュニケーションの活性化」を目指すこととしました。
そうしてリリースされたのが、Slack翻訳アプリTellYaです。